トピックデスクでお宝探訪

Vol.13 1枚の絵から、意外な一面が……!?

20160316

今日も先生がお仕事中の現場に潜入すると、なにやらパラパラと雑誌をめくっているよう……。いったい、何を見ているのかな??!

キャラクターを出すために、遊んでみた!

ーーセンセッ、どうも! あれ!? それは少し前のコミックゼノンですね? どうしたんですか?

原:そうそう。3月号の『いくさの子』の扉ページを見ていたんだよ。

ーーあ、信長たちがみんなで今川軍を見ているシーン! 確かにすごくインパクトがありましたよね。全身が描かれたキャラクターが何人かいて、しかも見開きページって、あまりないですよね?

原:コミックス化にあたって見直していたんだ。いつもなら、勇ましく腕を組んでいるような絵を描くことが多かったんだけど、それだと、いまいち信長らしさが出ないように思ってさ。信長とその仲間たちの絵が決まるように手直ししたいと思ってね。

この見開きも、独特のポーズをさせることで、傾奇者としての信長のキャラクターが、よりいっそう際立っているようだ。

20160323

大先輩の、大巨匠と、夢の国へ……

原:この絵はね、動画的な表現を意識して描いてみたんだ。

ーー“動画的”? アニメーションのイメージですか?

原:そうそう。っていうのものね、最近は絵を描く時に、頭の中でディズニーとかピクサー映画のようなアニメの動きをイメージしているんだ。脚本を読んでると、動画のイメージが浮かんできて、例えば雨のシーンで犬丸だったら何をするかなと考えてると楽しいんだ。そのおもしろいところをコマに割っていく。「犬丸は葉っぱの傘を持ってそうだな」とか、「信長は雨をまったく気にしないだろうな」とか…。

ーー確かに!! キャラクターの性格が出ますね。

原:たとえば小説を読んでいても、1行読むとどんどん想像が膨らんでいって、気が付くと全然ページが進んでいなかったりするんだ。だから、自分でマンガを描く時も、できるだけ横道にそれていく。遊びながら描いてるよ。遊びにマジメだから(笑)

ーー遊びが仕事、仕事が遊び……うらやましいっ! それにしても、先生がディズニー好きだったというのが意外だなぁ。

原:え? そう? むかしから好きだよ。秋本治先生と家族ぐるみでディズニーランドに行ったこともあったなあ。秋本先生がショーや食事の席を取るために並んでくれたりして。

ーー秋本先生って……高校の大先輩じゃないですか! 秋本先生に甘えすぎ!(笑)

原:秋本先生には感謝しております。

何はともあれ、お手元に3月号がある方はもう一度それを、ない方は、まもまく8月20日に発売される最新刊『いくさの子 -織田三郎信長伝-』第9巻にてご覧ください!