トピックハラメモ

人気作家の宿命! だからできるだけのことはしたいんだ!!

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すでにこのサイトでもお伝えした通り、去る2月8日に、原先生が武蔵野税務署を訪れ、「確定申告書等作成コーナー」を使って、申告書作成の模擬体験をしてきたとのこと。今回は、その裏側のお話を先生に聞いてきました。

日頃の感謝の気持ちを、絵に変えて。

ーーセンセー! 税務署で、申告書作成の模擬体験してきたんですよね。どうでした?

原:うん。税務署の人たちにも会えたし、皆さんの苦労を知ることができたし、良い体験だったよ。

ーー税務署の職員さんたち、大変そうだったってことですか?

原:そうだね。僕も若い頃はいろいろ思うこともあったけど、会ってみたら立場が分かったよ。人に確定申告をさせるのも、大変なんだなってね。

ーーなるほど! ところで、イベントが終わってから、税務署の皆さんに、サインを描いたって聞きましたよ!

原:そうなんだ。皆さん、僕のマンガを持ってきてくれてね。

撮影で同行したスタッフによると、この日イベントが終了した後、東京国税局と武蔵野税務署にも2枚の色紙を寄贈したそうです。

原:最近は絵を描くと、その絵に命を吸い取られる感覚があるの。年のせいかな(笑)

ーーそんな思いまでして、いつもファンの方にサインと絵を描いているんですか? 先生、やっぱりすげえや……。

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寄贈された2枚の色紙。この後、先生の口から出る「サインの挿絵でも、時間をかけてしっかりと描かないと、もらった人がありがたみを感じない」という姿勢が存分に表現されています。かわいいイータ君も、いつもより凄みが増しているような……。

たかがサインでも、もらった人のことを考えて……

ーーでも、マンガ家さんだけですよね、あそこまでサインに時間がかかるのって。やっぱり挿絵を入れるから。

原:そうだね。簡単に描いたものだと、もらった方もありがたみがないかなと思ってさ。

ーーそんなことないですよ! 先生が描いてくれたなら、どんなに簡単な絵だとしても、もらった人は絶対にうれしい!!

原:う~ん、もしかしたら、そう思う人もいるかも知れないけど、やっぱり、描く側がそう思うのは、“おごり”じゃないかな。だから、ある程度、時間をかけて、きちんと描かないと。

どこまでもファンの気持ちを大切にする姿勢は、さすがのひと言だ。

原:あとね、ありがたいことに「サインを欲しい」と思ってくれる方がいても、これまでは、僕が絵を描くのが遅いから、対応できないこともあったの。でも今ね、墨で早くかっこよく描く練習をしているんだ。他のマンガ家さんみたいに、パッとサインを描けるようになりたくて。短い時間でも、ちゃんと心のこもったものにしたいからさ。

ーー墨を使って、早く、かっこよくですか……。それは確かにいいですね! でも、マンガ家さんの宿命とはいえ、プロの人に無料で絵を頼むなんて……。

原:いやいや、そんなこともないんだよ。「描いてほしい」って言われると、僕も嬉しいし、できるだけのことはしているよ。

ーー有名なミュージシャンに「ここで1 曲歌ってください!」って頼むようなことだし……。プロ野球選手に向かって「1 球なげてください!」って言っているのと同じようなことですよね。

原:まあね。それ言っちゃうと頼みづらくなっちゃうね(笑)

ーーそうですよね(笑)。 先生、本当にお疲れ様でした!!