トピック先生、ひと言いいですか

Vol.8 カラーリング担当 羽織要織(はおりいおり)中編

 カラーリング担当 羽織要織(はおりいおり)

原哲夫と共に働くたくさんのスタッフを、抜き打ちでチョクゲキ!! 普段は見ることのできない原哲夫の素顔や、仕事のこぼれ話を大バクロするこのコーナー。8回目の今回は、スタジオ内で最年少の羽織君に登場してもらいました。

事務所をグルっと見渡すとすぐに見つけられるような、一風変わった姿で仕事をする彼。実際に話をしてみると、非常に落ち着いた印象を受けます。ただ、時折みられるのが、非常にあどけない表情やしぐさ。話を聞いてみると、弱冠18歳(!!)というから驚きです。親子ほど(それ以上??)歳の離れた原哲夫との関係は?? 周りのスタッフもビックリな、彼独自のスタイルとは? お話を聞いてみました!!

怒られて、立たされているわけじゃないんです!
よく驚かれるんですが、僕はイスを使わず、ずっと立ったままで仕事をしています。きっかけは、家で描いていた時に、座っていたイスが壊れたっていうだけ。その頃はお金もなくて「これは、立って描くしかない!」と(笑)。でも、調べてみると、海外でパソコンを使って仕事をする人の中には、イスに座らない人もけっこう多いみたいですよ。

もちろん、ココでも最初はイスを用意してもらいました。でも「デスクを改造していい」と許可をもらった瞬間、このスタイルに変えました。周りの先輩からは「なんで!?」「疲れないの?」みたいな声がありましたが、原先生からのツッコミはなかったんです。「えっ、なんで立ってるの!?」みたいな反応がくるかなと、少し楽しみにしていたんですけどね(笑)

 カラーリング担当 羽織要織(はおりいおり)

案外疲れないものですよ。腰も足もノーダメージで、むしろ座っているより調子がいい。これを機に、このスタイルが日本のマンガ界に広まってほしいですよね(笑)。ただ、どんな時でも立っていたいわけではないです。電車の座席がガラガラだったらもちろん座りますし、立ち食い蕎麦と、座って食べる蕎麦屋が並んでいたら、座る方に入ります(笑)
大きなオフィスで、先生と2人きり……
あと、他のスタッフと違うといえば、僕はこの事務所に泊まり込んで生活をしているんです。家が片道3時間ほどかかる場所にあるので、週に3日以上は泊まりますね。個室とベッドルーム、シャワーもあって、食事以外は出費がありませんし、お金を貯めることもできます。「泊まり込み、OKですか?」って、採用の時点で聞きましたよ(笑)

ココでは、24時くらいに寝て、5時半くらいに起きる生活ですね。起きてから始業時間までは、自分の時間にしています。仕事をする上で必要な、絵に対する引き出しやインスピレーションも、ココにいればどんどん増やせますね。就業後でも、資料をあさりたい放題ですから。いろいろな場所を探すより、ココで探した方が早いんです。

カラーリング担当 羽織要織(はおりいおり)

先輩たちの帰宅後は、スタジオに自分だけが残るんですが、原先生も夜遅くまで仕事をしていることが多いので、たまにトイレとかでばったり会うことがありますね。そういうタイミングで、少し会話をすることもあります。この前も「その歯ブラシ、かっこいいね」なんて声をかけてもらえました(笑)
(後編につづく)