トピック先生、ひと言いいですか

Vol.8 カラーリング担当 羽織要織(はおりいおり)前編

カラーリング担当 羽織要織(はおりいおり)

原哲夫と共に働くたくさんのスタッフを、抜き打ちでチョクゲキ!! 普段は見ることのできない原哲夫の素顔や、仕事のこぼれ話を大バクロするこのコーナー。8回目の今回は、スタジオ内で最年少の羽織君に登場してもらいました。

事務所をグルっと見渡すとすぐに見つけられるような、一風変わった姿で仕事をする彼。実際に話をしてみると、非常に落ち着いた印象を受けます。ただ、時折みられるのが、非常にあどけない表情やしぐさ。話を聞いてみると、弱冠18歳(!!)というから驚きです。親子ほど(それ以上??)歳の離れた原哲夫との関係は?? 周りのスタッフもビックリな、彼独自のスタイルとは? お話を聞いてみました!!

“ネタづくり”感覚でクリックした結果……
イラスト系のSNSサイトで、求人情報を見つけたのがこのスタジオに来たきっかけです。応募した時は、まったく受かるとは思ってなくて、本当に「友達との笑い話のネタになるかな」レベル。でも、クリックすると受かっていました(笑)。いま18歳で、ココでは最年少ですね。

僕は小さな頃から絵を描くのが好きで、好きなことを仕事にしたいという思いはありました。ただ、マンガ家というより、イラストレーター志望で、それは今も変わっていません。将来的にはイラストレーターとして成功できれば嬉しいです。ただ、ココで働き始めてからは、マンガを描きたいという気持ちも芽生えてきましたね。

カラーリング担当 羽織要織(はおりいおり)

ココで働くまでは、自分でオリジナルのキャラクターを作ったり、その設定を考えたりしていました。原先生の作品とは真逆と言ってもいいトーンで、ファンタジー系が多かったですね。でも、本当に中二病に毛が生えたレベル。黒歴史のノートが家にはたくさんあります(笑)
まるで二重人格(!?)の先輩たちに囲まれて……
ココに来てまず驚いたのは、スタッフの多さ。マンガ家の事務所って、なんとなく、狭くて、散らかっていて、そんな中で、先生と2〜3人のスタッフが必死に絵を描いているイメージがありました。ココはそうではありません。おそらくですが、先生の「人を育てたい」という意向で、こうなっているんだと思います。

いま僕が属しているのは、カラーリングのチーム。単行本の表紙などで使用するために、原先生が描いた原画に着色をする工程です。線だけのものに色をつけていく中で、特に意識するようになったのは、デッサンですね。全体のバランスを意識するよう、先生からも指示をいただくことが多いです。

カラーリング担当 羽織要織(はおりいおり)

自分でキャラクターなどを描いていた頃から、色を塗る作業は好きでしたが、先生の絵は本当に独特な色づかいが必要です。特に伸ばしたいのは 顔の表情や髪の毛の表現など、先生の作品において根幹となる部分。まだまだこれからですね。いろいろと教えていただいている先輩たちは、みんな、普段はとてつもなく優しくて、ただ、絵のことになった瞬間、とてつもなく厳しいです(笑)
(中編につづく)