トピック原哲夫 青年期物語

その1 「あの頃、オレは、うぶだった。」

メモ1

漫画家を目指す原少年が通っていたのは、JRの巣鴨駅から徒歩すぐ、私立本郷高校のデザイン科。同じ志を持つ仲間たちと、切磋琢磨する日々……。

ワイヤー2014-05-211

高校の近くにね、よく通ったうどん屋があったなぁ。そこのきつねうどんが好きでね。そばも好きだけど、どちらかと言うと、うどんが好き。さつま芋の天ぷらを入れるの。それがとても美味しかった。すごく汁が濃くて、体に悪そうだったけどね(笑)。学校の帰りに、いつもそこに行ってたね。

今でも、仕事中に出前をとる時は、いつもうどんだね。その時の名残かも知れないな。

今も当時と変わらぬ場所に現存する本郷高校(「デザイン科」は廃止されている)。最寄り駅から、校舎に歩いていると、高校生には刺激が強い場所もあったとか。

ワイヤー2014-05-211

高校のすぐ近くにソープランドがあってね。今もまだあるのかな? そこを通らないと、高校に行けなかったの。さっきのうどん屋も、その風俗街のすぐ横だったし。

夜遅くにそこを通るとね、店の女の人たちが、前の道に出ててさ。ドキドキしたものだよ。

とはいえ、もう高校生男子。カラダもココロも、もう大人になりかけているのでは?

ワイヤー2014-05-211

当時、もう女遊びを覚えている仲間も、もちろんいたけどね。
オレはその頃は、すごくうぶで、まだ女性に免疫がなかったんだ。
だから、恥ずかしかったんだよね。ほんとだって(笑)

風俗嬢のお姉さんの前を通るだけでドキドキしていた原少年。ただ、将来に対するアグレッシブな姿勢は、すでに持ち合わせていた模様。それは次回のお楽しみ。
(その2につづく)