トピック先生、ひと言いいですか

Vol.1 活版部門/ キャラ線画担当森本尚司(もりもとたかし)後篇

原哲夫と共に働くたくさんのスタッフを、抜き打ちでチョクゲキ!! 普段は⾒ることのできない原哲夫の素顔や、仕事のこぼれ話を大バクロするこのコーナー。第1回目に登場していただいたのは、キャラ線画担当の森本さんです。
原先生の下について、はや4年。それまでも著名な作家さんのもとで活躍してきた森本さんの目から見た原哲夫とは、いったいどんな人?? 今日は、先生はもう帰宅済み! 後のことは気にせず、ぜんぶ教えて(笑)

生産性よりも、仕上がり。信念の部分は絶対に譲らない。

今さらボクが説明する必要もないと思いますが、とにかく原先生は作品の仕上がりに対するこだわりが凄い。他のマンガ家さんのアシスタントだったら、どちらかと言うと生産性を重視する方が多いんです。いわば、日当に見合った仕事というか。でも先生は、絶対にクオリティ優先。そこは頑として譲りません。

“読者がアッと驚くものを、魂を込めて作る”という姿勢。あのこだわりは、漫画家というより、もはやアーティストと呼んでいいですよね。

特に、重要なシーンや決めゴマには、大きな修正が何度も入ります。どれだけ時間がかかったとしても、良いものを仕上げる、という信念を貫き通されているんですね。その結果として、いまの成功があるんじゃないでしょうか。
飽くなきクオリティの追求。後進へと伝わっていく原哲学。
いちばん影響を受けた点も、やはり作品への向き合い方や姿勢の部分ですね。もちろん、先生が描いたものを、そのまま自分の作品に転用するわけにはいきませんから。

先生自身がよく「商品として売れるものを作らないと意味がない」とおっしゃられている通り、その心構えや、絶対に妥協しない意識の高さは、本当に勉強になります。

hara_web2_0528

「これくらい描けていたら、もういいだろう」とか「あの原先生が描いた作品なんだから、これくらいの完成度があれば読者は納得する」とか、そういうことではないんだなと、改めて気付かされる毎日です。

今回取材に応じてもらった森本さんからのメッセージ
原先生のファンのみなさまへ
こんな一スタッフのボヤキまで読んで頂きありがとうございます。
個人的な告知で恐縮ですが、よろしかったら僕の活動も見て頂けると嬉しいです。
今後も原先生共々ご贔屓頂けますよう、よろしくお願いいたします。

morimoto-work

森本さんからの告知
ジャンプLIVE 2号にて、作品が配信中です。
ぜひチェックして下さい!
「柳生X」(原作:吉田伸 作画:森本尚司)