トピックデスクでお宝探訪

Vol.19 絶対にダメ! 事故がなくてよかった……。

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TOYOTAの新しいSUV車『C-HR』のCMで、奇跡のコラボレーション!!! みなさんはもう見ましたか?その完成度の高さから、各種メディアを賑やかせていますね。
今回のCMにおいて、車の表現にはかなりこだわったと話す先生。あれ? でもそういえば、先生自身は車に乗っているのを見たことがないなぁ……。

1度だけ、運転したけれど……

ーー先生! TOYOTA『C-HR』のCM、見ましたよ!! ものすごいじゃないですか。ちょっと感動しちゃった。

原:うん、ありがとう。久しぶりに『北斗の拳』の世界観を描けたし、僕も楽しかったよ。

ーーいや~、本当に素晴らしかったです! お疲れ様でした。

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こちらは実際には使用されなかった原哲夫直筆のラフ。凛として運転する女性がかっこいい!

ーーそういえば先生、特設サイトのインタビューの中で、「道路に信号があるのが苦手で、運転を諦めた」ってあったけど、それって、本当なの?

原:もう30年以上も前かな。若い頃に、親父の車を借りて親父が助手席についてくれて、運転の練習につきあってもらったんだ。親父はドライバーだったからね。でも、やっぱり運転がダメでね。すぐにやめちゃった。

ーー何がダメだったんですか?

原:まずね、右と左が逆になっちゃうの。右にウインカーを出して、左に曲がろうとしちゃうんだから。

ーーえぇ?? もう大人ですよね? 右と左が!?

原:あとね、高校の時にデザイン科だったから色の勉強をしてたんだけど、赤って「動」の色って習っていたんだ。逆に青は「静」の色。だからね、青だと止まっちゃうの。で、赤で行こうとするから、歩いていたおばあちゃんをひきそうになってね(苦笑)。

ーー信号が赤だと「行こう」って思うの? そんなバカな!!!

原:いや、冷静に考えると分かるんだよ。「赤は止まれ」って。でも運転中で緊張しているし……。そんな運転をしているから、助手席の親父は困惑してた。しかも、隣の車からはクラクションを鳴らされる。そしたら、親父はもともと暴走族だったから、その車に対して「なんだ、こらぁ!!!」とか怒鳴り出しちゃって……。

ーーこっちが悪いのに……。

原:そうそう。そんな経験をしたから、もう運転はやめようって思っちゃった。当時は『北斗の拳』を連載していて、片目も悪くなってきたから「運転できるようになろう」ではなくて「運転手付きの漫画家になれるように、頑張ろう」って、目標が変わったんだ。

ーーあ、なるほど。自分で運転しなくてもいいですもんね。

原:それにしても、あの時は怖かったなー。「信号が赤だ! 行かなきゃ!!」とか思ってさ。ガハハハハ!

ーーガハハハハって、先生……。たしかに運転しない方が、みんなにとってよさそうだな……。

散髪やお料理など、自分でなんでも上手にやってしまう先生が、車だけは運転をしない理由が分かる貴重なエピソードでしたね。

次回もお楽しみに。