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【作品中のキャラ紹介】vol.4 誰よりも愛される悪役 ラオウ

  • 巨星落つ
  • H28
  • 北斗新装版7巻_ラオウ_提出_4c

 

キャラクター紹介
『北斗の拳』の主人公であるケンシロウの最大のライバルであり、北斗4兄弟の長男。トキの兄であり、修羅の国を統べていたカイオウの弟にあたる。愛馬は「黒王号」。
ケンシロウとの壮絶な闘いの末に絶命。天に拳を突き上げ、「我が生涯に一片の悔い無し」という最後の言葉を残すその姿は、マンガ史に残る名シーンとして名高い。
去る2007年4月18日、東京・高輪にある真言宗の高野山東京別院にて、武論尊や原哲夫が遺族代表として立ちあう中、「ラオウ昇魂式」が行われ、それをもって正式に故人となった。
from 原哲夫

ワイヤー2014-05-211



最大の敵となる長兄ラオウのイメージは、最初はただデカイ漢でした!そこからスタートし徐々に創りあげていった感があります。それは他のキャラと違い当初兜をかぶっている期間があったので、顔はシルエットでよかったわけです。

素顔を出すまでの間、構築する時間をかけられました。目の力に重きをおいていた僕は、映画『ブレードランナー』に出ていたルトガー・ハウアーに目をつけました。彼は非常に強いレプリカントのリーダー、ロイ・バッティ役で、主人公リック・デッカード役のハリソン・フォードをボコボコにしながら追い込んでいく。その姿がラオウの目力の素になった気がします。

その後もデザインや雰囲気をどうするか、すごく悩みましたね。よく覚えているのが、ラオウが兜を脱いではじめて顔を出した時に、読者の小学生からファンレターをもらったんです。そこには「あのイガグリ頭はなんだ! かっこ悪い!!」って書いていて……。「ヤバい!」「ケンシロウの敵として、いちばん強くないといけないのに!!」と、すごく焦った記憶があります(笑)

そこからまた苦心して、カッコよく見えるように、キャラクターデザインを少しずつ変えていきました。言ってしまえば、たった1通のファンレターでしかないんですが、そういう声も心に響けばとり入れます。というのも、僕自身も子どもの頃、大好きな漫画を読んでいて、細かい部分がどうしても気になることがありましたから。その作品が好きだからこそ、そして期待してくれているからこそ、そうやってファンレターで文句を言ってくれていることは分かっています。それに応えたいと思って必死でしたね。

その結果か、主人公の敵であるにも関わらず、幅広く愛されるキャラクターになったと思います。とてもありがたいことですね。

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